どんより

先日キャンパス内を移動してたら広場のイスでギャルの方々が駄弁っておられた。
それだけだったら普段は目にとまることのないうちの大学で見られるごくごくふつうの光景なのだけど、そのときは歩くスピードを遅くするぐらい気にかかった。
というのはなぜかというと、その光景が、ビニール袋にビラを入れた老人がひとり彼女らの前に立っていて、「60年前のことをあんたらは何も知らないんだ」と、哀愁漂う熱っぽさで彼女らに話しかけていたものの、しかし彼女らは聞き流すのみ、という光景だったからだ。
なんか頭から離れないんですけど。