迷い込んでしまった人たち

とある哲学専門科目の初回を受けに行った。
この先生は毎度「じゃあはじめにこの授業に望むことなどを」と学生ひとりひとりに喋らせるのだけど、そういったところで喋る哲学科の4回生ともなると卒論に向けて〜ということで喋っている中にテクニカルタームがぼんぼん出てくるわけですよ。
自分の後ろにいた男女のお二人がどうやら他学部の方々でこれがはじめてとる哲学の講義だったらしく、先述の4回の人が喋っている最中にぼそぼそ声で「何言ってるのか全然わからん」「やばい私ら絶対浮いてるよ」とか言ってたのが聞こえてきたわけですが、どうだろう、この授業で浮いていたとしても社会で浮いているのは断然前者だろうと思える。

自分の如きは「前日にはじめてシラバスを見ました。教科書は持ってます。」とかいうやる気のなさ。