書店員がネット検索を多用することの是非

について考えている今日この頃。
若い書店員が持つ「検索能力」は、ベテラン書店員がもつ「知識教養」と対立するものでは決してなくて、むしろ後者は前者を、前者は後者をそれぞれ補完しあう関係にあるように思われる。というかそういう関係でとらえないとお互いに気持ち悪いジェネレーションギャップを感じることになりかねないと思う。
今後ベテラン書店員は「パソコンわからない」ですませることなく積極的にネットを利用して自身の「検索能力」を高めていくべきだと思うし、若い書店員は「泥臭い調べ方」を鬱陶しがったりせず、ベテラン書店員にならって積極的に紙媒体・人間関係ベースの知識教養をつけていくべきだと思う。
もちろん「検索能力」なんてのは必須で持っているべきだ、と思う。若いんだから。